API連携 = 「システム同士を自動で繋ぐこと」です。 今まで手動でコピペしていたデータのやり取りを、プログラムが自動でやってくれます。この記事では非エンジニア向けに分かりやすく解説します。
APIとは(非エンジニア向け)
APIは「Application Programming Interface」の略ですが、難しく考える必要はありません。
APIは「システムの窓口」です。 あるシステムに対して「このデータをちょうだい」「このデータを登録して」とお願いするための共通ルール。人間がブラウザで操作する代わりに、プログラムが自動で操作します。
API連携で何ができるか
二重入力の排除
受注データを会計ソフトに手動転記 → APIで自動連携。入力ミスもゼロに
通知の自動化
新規問い合わせが来たらSlackに自動通知。メールを定期チェックする必要なし
レポート自動生成
売上データを自動取得 → グラフ化 → 毎朝Slackに自動投稿
ワークフロー自動化
注文 → 在庫確認 → 請求書発行 → 発送通知を全自動で処理
よくあるAPI連携の具体例
| 連携元 → 連携先 | やること | 効果 |
|---|---|---|
| 問い合わせフォーム → Slack | 新規問い合わせを即座に通知 | 対応スピードUP |
| 受注データ → freee | 売上を会計ソフトに自動記帳 | 経理作業80%削減 |
| Google Calendar → 社内システム | 予定を自動同期 | ダブルブッキング防止 |
| ECサイト → 在庫管理 | 注文ごとに在庫自動減算 | 在庫切れ販売防止 |
| 顧客管理 → メール配信 | 条件に合う顧客に自動メール | 手動送信の手間ゼロ |
| ChatGPT/Claude → 社内ツール | AIの回答を業務システムに組込 | 問い合わせ自動対応 |
API連携の進め方
- 手動でやっている連携作業をリストアップ — 「AのデータをBに手入力」している箇所
- 連携先サービスのAPI対応を確認 — freee, Slack, Google, Stripe等は全てAPI公開済み
- 優先順位をつける — 頻度 × 時間で最もインパクトが大きいものから
- 開発・テスト — API連携のプログラムを作成。テスト環境で動作確認
- 本番稼働 — 段階的に切り替え。最初は手動と並行運用
費用感
| 規模 | 目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 単純連携(1対1) | 5〜20万円 | フォーム→Slack通知など |
| 中規模連携 | 20〜80万円 | 複数サービス間の双方向連携 |
| 複雑なワークフロー | 80〜200万円 | 条件分岐・エラー処理込みの自動化 |
注意: 費用はあくまで目安です。プロジェクトの要件・規模によって変動します。
ノーコード vs カスタム開発
| ノーコード (Zapier/Make) | カスタム開発 | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 低い | 中〜高 |
| 月額費用 | 月2,000〜5万円 | なし(サーバー費のみ) |
| 自由度 | 限定的 | 完全自由 |
| 向いている | 単純な1対1連携 | 複雑なロジック・大量データ |
判断基準: 「if A then B」で済む単純な連携はノーコードで十分。条件分岐が複雑、データ量が多い、エラー処理が必要な場合はカスタム開発がコスパ良いです。
まとめ
- API連携は「システム同士を自動で繋ぐ」こと
- 二重入力・手動コピペ・定期チェックを排除できる
- freee / Slack / Google等の主要サービスはすべてAPI対応済み
- 単純な連携はノーコード、複雑な連携はカスタム開発
JIT株式会社
JIT株式会社では、API連携の設計・開発から運用まで対応しています。「このシステムとあのシステムを繋げたい」レベルからご相談ください。