結論: どちらも優秀です。 「初心者ならfreee、経理経験者ならマネーフォワード」が一般的な選び方。ただし業種・規模・連携したいサービスで最適解は変わります。
基本スペック比較
| freee | マネーフォワード | |
|---|---|---|
| 月額(法人向けの最安プラン) | 5,480円/月〜(スターター) | 2,480円/月〜(ひとり法人・年払い) |
| 操作感 | 直感的。簿記知識不要 | 簿記ベース。経理経験者向け |
| 銀行連携 | ◎ | ◎ |
| 請求書 | ◎ 一体型 | ◎ 一体型 |
| 給与計算 | 別サービス(freee人事労務) | 別サービス(MF給与) |
| API | ◎ 公開済み | ◎ 公開済み |
| 電子帳簿保存法 | ◎ 対応 | ◎ 対応 |
| インボイス制度 | ◎ 対応 | ◎ 対応 |
出典(2026年9月2日に確認): freee会計(法人向け) / マネーフォワード クラウド会計。いずれも税抜・従量課金が別にかかります。freee は年払いで最大25%割引、マネーフォワードの2,480円は年払い時の月額(月払いは3,980円)です。🔴 個人事業主向けには、これより安いプランが別にあります。改定されることがあるため、最新は各社の公式サイトでご確認ください。
注: 料金は2026年5月時点の情報です。最新の料金は各サービスの公式サイトをご確認ください。
どちらを選ぶべき?
経理担当がいない。簿記知識がない。1人〜数人の小規模。とにかく簡単に始めたい
経理経験者がいる。仕訳を細かく管理したい。10人以上。税理士と連携している
API連携でさらに効率化
会計ソフト単体でも効率化できますが、API(外部サービスと自動でデータをやり取りするための接続口)で他システムと連携するとさらに強力です。
| 連携先 | できること |
|---|---|
| 受注管理システム | 受注データ → 自動で売上仕訳 |
| ECサイト | 注文データ → 自動で売上記帳 |
| 経費精算 | 申請データ → 自動で経費仕訳 |
| 銀行API | 入出金データ → 自動取得・照合 |
| AI (Claude/GPT) | 仕訳の自動分類・異常値検知 |
ポイント: freee / マネーフォワードのどちらもAPIが公開されているので、自社の業務システムとの連携が可能です。手入力を完全になくすことも技術的には実現できます。
導入の進め方
- 無料トライアル — 両方とも無料期間あり。実際に触って比較するのが一番
- 税理士に相談 — 顧問税理士がいる場合、どちらのソフトに対応しているか確認
- 銀行口座を連携 — 最初にやるべき設定。入出金データが自動で取り込まれる
- 請求書発行を移行 — Excel請求書をクラウドに移行。入金管理も自動化
- API連携を検討 — 手動コピペが残っている箇所をAPI連携で自動化
会計ソフトを入れた次の段階として、仕訳そのものをAIに任せる方法もあります。経理・会計業務にAIを活用する方法で解説しています。
まとめ
- 簿記知識なし・小規模ならfreee
- 経理経験者・細かい管理ならマネーフォワード
- どちらもAPI連携で他システムとの自動連携が可能
- 迷ったら無料トライアルで実際に触って比較
JIT株式会社では、会計ソフトの選定支援から、APIを使った業務システムとの連携開発まで対応しています。