データベースは「システムの心臓」です。 選び方を間違えると後から変更するのが大変。この記事では非エンジニアでも理解できるように、主要なDBの違いと選び方を解説します。
データベースとは(非エンジニア向け)
データベース = 「整理された情報の保管庫」です。 Excelの表をイメージしてください。顧客情報、商品情報、注文履歴などを、検索・集計しやすい形で保管する仕組みです。Excelとの違いは「何万件でも速い」「複数人で同時に使える」「ミスが起きにくい」こと。
主要DBの比較
| PostgreSQL | MySQL | SQLite | |
|---|---|---|---|
| 規模 | 中〜大規模 | 中規模 | 小規模 |
| 同時アクセス | ◎ 数百〜数千人 | ○ 数十〜数百人 | △ 数人程度 |
| 機能の豊富さ | ◎ 最も多機能 | ○ | △ 最小限 |
| サーバー | 必要 | 必要 | 不要(ファイル1つ) |
| 費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 向いている用途 | 業務システム全般 | Webサービス | 個人ツール、組み込み |
用途別のおすすめ
顧客管理・業務システム
PostgreSQL
複雑な検索、集計、レポートに強い。将来の機能追加にも対応しやすい
Webサービス・EC
PostgreSQL or MySQL
どちらでも対応可能。フレームワークとの相性で選ぶことが多い
小規模ツール・プロトタイプ
SQLite
サーバー不要でファイル1つ。コーポレートサイトのチャットログ程度ならこれで十分
選定時に気をつけること
- 将来のデータ量を想定する — 今は100件でも、3年後に10万件になるなら最初からPostgreSQLを選ぶ
- 同時アクセス数を考える — 社内5人ならSQLiteでOK。100人以上ならPostgreSQL/MySQL
- フレームワークとの相性 — Laravel→MySQL/PostgreSQL、Django→PostgreSQL、Rails→PostgreSQLが一般的
- ホスティング環境 — レンタルサーバーならMySQL/SQLite、クラウドなら何でもOK
迷ったらPostgreSQLを選んでおけば間違いありません。 無料で、高機能で、将来の拡張にも対応できます。当社でも新規開発ではPostgreSQLを第一選択にしています。
まとめ
- データベースはシステムの心臓。後から変更は大変なので最初に正しく選ぶ
- 迷ったらPostgreSQL。無料・高機能・拡張性が高い
- 小規模ならSQLiteでも十分(当サイトのチャットログもSQLite)
- 選定はデータ量・同時アクセス数・フレームワークの相性で判断
JIT株式会社
JIT株式会社では、データベースの選定からシステム設計・開発まで一気通貫で対応しています。