その Dynamo、
配った先でも動いていますか。
Dynamo プレーヤーを使えば、グラフは配れます。問題はその先です。 受け取る側にも Dynamo とパッケージが要り、版が違えば結果が変わり、壊れても原因が追えない。 増えすぎたグラフを、C# の Revit アドインに移行します。 いきなり移行はしません。まず現況調査から始めます。
Dynamo のグラフが増えて、こんな状態になっていませんか?
一定の本数を超えると、作った人以外が触れなくなります。 Dynamo が悪いのではなく、社内に配って長く使う用途には向いていない、というだけです。
なぜ Dynamo のままだと苦しくなるのですか?
グラフが「動かす側の環境」に依存するからです。 作った本人の PC では動くのに、配ると動かない。この構造から、次の5つが起こります。
実行環境が、そのまま依存関係になる
Dynamo プレーヤーを使えば、Dynamo を開かずに実行できます。ただし受け取る側の PC に Dynamo 本体と依存パッケージが要ることは変わりません。パッケージの版が違うだけで、同じグラフが別の結果になることがあります。
カスタムノードは「名前」ではなく識別子で結びついている
同じ名前のカスタムノードがあっても、内部の識別子が違えば読み込まれません。グラフのファイルだけを配っても動かず、どのファイルが必要なのかが見た目からは分かりません。
バージョンアップで壊れる
Revit の版が上がると、API もノードも変わります。グラフの中身は JSON のため、壊れた箇所を機械的に洗い出す手段がありません。動かなくなってから探すことになります。
エラーを、利用者に伝えられない
途中で止まっても、利用者に伝わるのは赤くなったノードだけです。「どの要素が原因か」「次に何をすればよいか」を伝えるには、相応の作り込みが必要になります。
変更の履歴が残らない
ノードを1つ動かしただけでファイル全体が変わるため、差分が読めません。誰が何を直したのかを追えず、複数人での保守が成り立ちません。
C# アドインにすると、何が変わりますか?
配布・実行・保守の3つが変わります。 使う人は Dynamo を開く必要がなくなり、作る側はソースコードで管理できるようになります。
本数はそのまま移すのですか?
いいえ。似た処理のグラフは、1つの機能にまとめられることがあります。
「部屋のタグを消す」「家具のタグを消す」「衛生器具のタグを消す」が別々のグラフになっている、 といった状態は珍しくありません。対象を選べる1つの機能にまとめれば、 ボタンの数も、その後の保守の手間も減ります。
まとめられるかどうかは中身を見ないと分かりません。現況調査の段階でご提案します。
移行はどのように進めますか?
まず現況調査から始めます。いきなり移行はしません。 中身を見ないと、移行できるかも、いくらかかるかも分からないためです。
現況調査
グラフをお預かりし、中身を1本ずつ確認します。移行の可否・機能のまとめ方・注意点を書面でご報告します。
お見積り
調査の結果をもとに、範囲と金額をご提示します。
移行
C# アドインとして実装し、現行の Dynamo と動作を照合します。
ご納品
アドイン一式・ソースコード・機能仕様書をお渡しします。
Dynamo 移行の費用はどれくらいですか?
まず現況調査を行い、その結果をもとにお見積りします。 グラフの本数と、処理の中身によって大きく変わるためです。
現況調査
- グラフを1本ずつ確認し、移行の可否と注意点を書面でご報告します
- まとめられる機能があればご提案します
- この結果をもとに、移行のお見積りをご提示します
調査だけで終えても構いません。報告書は社内の検討材料としてお使いいただけます。
移行
費用はグラフの本数と、処理の中身で決まります。 選択した要素に対する一括操作のような単純なものと、Excel 連携や入力画面を伴うものでは工数が大きく異なります。
🟢 まとめられるグラフがあれば、本数自体が減ります。 そのぶん総額も下がるため、先に一律の単価を決めずに、調査してからご提示しています。
機能仕様書の作成、インストーラの整備、Revit のバージョンアップ追随は別途ご相談ください。 概算だけ知りたい段階でも、お問い合わせいただければお答えします。
Revit アドインの実績はありますか?
建設業界向けの Revit アドインを、会社設立以来6年以上にわたって一から開発してきました。 これまでに作った機能は50本以上です。 守秘義務により社名は申し上げられませんが、内容としては次のようなツール群です。
単発の機能開発だけでなく、リボンにまとめて社内へ配布する仕組み、 インストーラの整備、Revit のバージョンアップに伴う移行も担当しています。
すでに C# アドインをお持ちで、Revit のバージョンアップで動かなくなったという場合は、 Revit アドインのバージョンアップ対応 をご覧ください。こちらは実施実績があります。
移行ではなく新しくツールを作りたい場合は、Revit アドイン開発 に 対応できる範囲と進め方をまとめてあります。
よくある質問
まずグラフの中身を見せてください
何本あるか分からない、どこから手を付けるべきか分からない、という段階で構いません。 グラフをお預かりして中身を確認するところから始めます。秘密保持契約を結んだうえで対応します。