AIの回答の質は「質問の仕方」で8割決まります。 同じAIでも、プロンプト(指示文)の書き方次第で回答の精度が劇的に変わります。非エンジニアでもすぐ使えるコツを解説します。
プロンプトの基本原則
具体的に書く
「いい感じにして」ではなく「箇条書きで5つ、各50文字以内で」のように具体的に
役割を与える
「あなたは中小企業向けのITコンサルタントです」と前提を伝えると回答の質が上がる
例を示す
「以下の例のような形式で出力してください」と具体例を見せると、期待通りの出力が得られる
ステップを分ける
一度に全部頼まず、「まず○○して、次に△△して」とステップを分けると精度が上がる
業務別プロンプトテンプレート
メール返信の下書き
以下の受信メールに対する返信を作成してください。
条件:
- 丁寧なビジネス文体
- 要点を簡潔に
- 200文字以内
受信メール:
「(ここにメール本文を貼り付け)」
議事録の要約
以下の会議メモを議事録にまとめてください。
形式:
- 日時・参加者
- 議題
- 決定事項(箇条書き)
- アクションアイテム(担当者・期限付き)
- 次回の予定
会議メモ:
「(ここにメモを貼り付け)」
企画書のたたき台
あなたは中小企業向けのITコンサルタントです。
以下の要件で企画書のたたき台を作成してください。
要件:
- 目的: (例: 社内の顧客管理をExcelからWebシステムに移行)
- 対象: (例: 営業部10名)
- 予算感: (例: 50〜100万円)
- 期間: (例: 3ヶ月以内)
出力形式:
1. 背景と課題
2. 提案内容
3. 期待効果
4. 概算スケジュール
5. 概算費用
やりがちな失敗
曖昧すぎる
「売上を上げる方法を教えて」→ 一般論しか返ってこない。業種・規模・現状を伝える
一度に全部頼む
「企画書を作って、デザインして、コードも書いて」→ どれも中途半端に。1つずつ頼む
出力を鵜呑みにする
AIは嘘をつくことがある(ハルシネーション)。数字や固有名詞は必ず自分で確認
フィードバックしない
1回で完璧な回答は出ない。「もっと○○にして」と繰り返しフィードバックするのが正解
まとめ
- AIの回答品質はプロンプトの書き方で8割決まる
- 具体的に・役割を与えて・例を示して・ステップを分けるの4原則
- テンプレートを使えば**今日から業務に活用**できる
- AIの出力は必ず人間が確認する(特に数字・固有名詞)
JIT株式会社
JIT株式会社では、プロンプトエンジニアリングを含むAI活用研修を提供しています。社員のAIリテラシー向上にお役立てください。